乾癬(かんせん)の悩みを助けるピクノジェノールの働き
先日、モデルの道端アンジェリカさんが、皮膚の持病を告白されました。
日頃スーパーフードと呼ばれる栄養価の高い食品を摂取していることをSNSで発信されている中で、
「スーパーフードを食べているのに肌が汚い」
という心無いコメントがあり、それに対して、Instagramの中で、スッピン写真にコメントを添えた投稿がなされました。
そこでご本人から明かされた病名は「乾癬(かんせん)」という皮膚疾患でした。
この乾癬(かんせん)に対して理解すると共に、ピクノジェノールが乾癬に悩む方の助けとなることを知って頂ければと思います。
乾癬(かんせん)とは
乾癬(かんせん)とは、慢性の皮膚疾患です。
症状としては、皮膚が赤くなって患部が盛り上がり、魚の鱗のようになり、白っぽいフケのような分厚い皮ができてそれがポロポロと剥がれ落ちます。
普通の人が28~40日かけて古い表皮細胞がゆっくりと表面に押し上げられ垢となって剥がれ落ちお肌が生まれ変わる(ターンオーバー)ところが、乾癬の患者さんでは4~5日と極端に短くなっているため、積み重なった角質がポロポロと剥がれてしまうのです。
日本に500人~1,000人に1人の割合で発症すると言われています。
男女比は2対1で男性に多いとされ、発症時期は思春期以降、あるいは中年以降に多いとされています。
「かんせん」という名前から誤解されやすいですが、感染する疾患ではありません。
原因については色々な研究が進んでいますが、まだハッキリと解明されてはいません。
もともとの体質に、感染症やストレス、生活習慣や薬剤などの要因が加わって発症すると考えられています。
残念ながら、現在はまだ根治的な治療方法が見付かっていません。
しかし、適切な治療の継続、生活習慣の見直しで、症状のない状態を保つことは可能です。
対処療法として、塗り薬や飲み薬、注射や点滴、紫外線照射療法により治療が行われています。
ピクノジェノールの働き・臨床試験結果
炎症を起こす細胞が集まって活性化し、毛細血管が拡張されることによって、皮膚が赤みを帯びた状態になります。
それに対してピクノジェノールの「抗炎症作用」「抗酸化作用(活性酸素を除去する力)」「血管や血流を健康に導く力」が助けになります。
中等度から重度の乾癬患者を対象に、ピクノジェノールを用いた実験が行われました。
治療のみを行う場合と、治療に加えてピクノジェノールを投与した場合を比較したところ・・・
・症状の出ている箇所の面積の減少・改善
・保水量
・保湿
・剥離細胞の減少・改善
・DLQI(日常生活の障害度を評価する方法)による評価
この全てにおいて、ピクノジェノールを投与した患者の方が顕著な改善が見られました。
更に、ピクノジェノールを投与したことで、治療時間は通常治療に比べて30%以上も短縮され、費用面でも通常治療に比べて40%前後おさえることが出来たとの結果が見られました。
そして、酸化ストレスの減少も確認されたということです。
辛いお悩みが軽減されますように
乾癬は、残念ながら現時点では根治的な治療が見付かっていません。
適切な治療を継続しながら、乾燥や外傷、ストレスや生活習慣など、症状をおさえるよう、負担が掛からないように、注意しながら生活しなければなりません。
そんな中で安全性と有効性が確認されているピクノジェノールは、治療時間の短縮や費用の軽減など、乾癬に悩まれる方の強い味方になりえます。
かかりつけのお医者様にご相談のうえ、是非一度お試し頂き、苦しまれている方々の助けになることができれば幸いです。
最後にもう一度。
「かんせん」という名前から誤解されやすいですが、決して感染する病気ではありません。
温泉やプールに入っても、同じタオルを使っても何の問題もありません。
周囲の正しい理解が、乾癬に悩まれる方の助けとなることを心に留めておきましょう。