女性のためのハーブ「チェストベリー」
ルナの実の主成分である「チェストベリー」
あまり馴染みがなく、初めて耳にされる方も少なくないようです。
そこで、このチェストベリーについて少しご説明させて頂きます!
チェストベリーとは
チェストベリーは、夏頃に薄紫色の花をつけるチェストツリー(イタリアニンジンボク)という木の果実です。
チェストツリーは、中央アジアおよび地中海地方に自生しています。
チェストベリーの働き
チェストベリーは、古くから「女性のためのハーブ」と呼ばれ、PMSや無月経、月経不順、不妊、にきびなどの改善に役立てられてきました。
母乳の分泌を助けるとして授乳中の女性のためにも役立てられてきました。
ヨーロッパでは、紀元前400年頃から薬用植物として利用され、現在もドイツなどの諸外国では、月経周期異常や黄体機能不全、乳房痛や下腹部痛、頭痛、イライラなどのPMS、ニキビの治療薬として認可されています。
チェストベリーがPMSに働く理由
チェストベリーは、女性ホルモンのひとつ「プロゲステロン」の分泌を正常に整える働きがあります。
プロゲステロンは妊娠と深い関係のあるホルモンで、生理になると分泌量が増えます。
ですが、現代の女性はストレスを抱えていることが多く、このストレスによってプロゲステロンがうまく分泌できていないことが多いと言われています。
このプロゲステロンの分泌不足によって、生理前のココロとカラダにトラブルが起きてしまいます。
そこで「プロゲステロン」の分泌を正常に整える、チェストベリーの働きが役に立つというわけです。
チェストベリーの摂取量
チェストベリーの摂取量の目安は、1日20~40mgです。
少なすぎても作用を感じにくく、多く摂取しすぎると逆にホルモンバランスを乱し、カラダに不調があらわれる場合があります。