女性に必須のビタミン「葉酸(ようさん)」
ルナの実に配合されている「葉酸」
特に妊娠中の女性に摂取が呼び掛けられている栄養素です。
でも、葉酸は妊婦さん以外の女性にも必須のビタミンと言われています。
葉酸とは
葉酸とは、ビタミンB群の一種です。
ほうれん草の葉っぱから発見されたため、葉酸という名前が付けられました。
葉酸と聞くと葉物の野菜のイメージが強いかもしれませんが、レバーなどの動物性の食品にも含まれています。
葉酸の働き
葉酸は女性にとってとても大切な栄養素です。
葉酸は、細胞分裂やDNAの合成などに重要な役割を持ちます。
葉酸を摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減に繋がるとされるため、特に妊娠中の摂取が呼び掛けられるようになりました。
それ以外にも、ビタミンB6やビタミンB12と共に働き、動脈硬化の原因となるホモシステインを分解して排出したり、赤血球を作ったりする働きもあります。
葉酸が細胞分裂を促進することで、子宮内膜をふかふかにしてくれる働きがあります。
そうすることで妊娠しやすいカラダづくりに繋がります。
月経不順の改善にも期待ができます。
葉酸が不足すると
葉酸が不足すると、口内炎や食欲不振、下痢などの症状があらわれることがあります。
更に、ホモシステインがうまく除去できずに、動脈硬化を引き起こすリスクが高くなります。
巨赤芽球性貧血という悪性貧血を引き起こすリスクも高まります。
血液が不足し、月経不順や不妊を引き起こす可能性があります。
細胞分裂がうまくできない状態になり、お肌や髪の再生、子宮内膜や腸内の粘膜細胞の代謝が滞り、美と健康に悪影響を及ぼします。
葉酸の摂取量
葉酸は、熱や水に弱く、更に吸収率が悪いため、食べ物から摂取するのが難しいと言われています。
葉酸は1日あたり、
・成人男女で240μg
・妊娠期は440μg
・授乳期は340μg
の摂取が推奨されています。
過剰摂取は、過敏症を起こし、発熱や蕁麻疹、かゆみ、呼吸障害などを引き起こす可能性があるので、ご注意下さい。
摂取量の上限は、成人女性で900~1000μgとされています。